急死の落語家・桂雀々さんも冷や汗?「看取り=本妻」vs「葬儀仕切り=愛人」に周囲も仰天

公開日: 更新日:

 没後に本妻と愛人が激突──。そんなケースが芸能界ではしばしばあるが、糖尿病からの肝不全でこのほど64歳で死去した落語桂雀々(本名・松本貢一=まつもと・こういち)さんもそうだったらしい。

 雀々さんは10月下旬、茨城県内のゴルフ場で吐血。救急搬送され、検査を受けた後に他の病院に運ばれて入院した。そこで高座復帰を目指し療養に努めたが、再び容体が悪化し集中治療室(ICU)で予断を許さない状態の末に亡くなったという。

「最期は大阪から駆けつけた奥さまが看取られていました。雀々さんと東京で生活を共にしていた事務所社長の女性は病院搬送のときから付き添っていたのですが、ICUに移ってからは親族ではないので入ることはできず、看取ることもできなかった」(関係者)

 それでも葬儀になると、この女社長が仕切り、「奥さんやお子さまがいるにもかかわらず、堂々としていた。お別れの会の日程やら遺品整理のことなどを、奥さまを差し置いて仕切る姿に、故人の親友たちも呆れていた」らしい。

 雀々さんは2代目桂枝雀に弟子入り後、漫才落語新人コンクール最優秀賞や上方お笑い大賞、放送演芸大賞などに輝き「上方落語の爆笑王」と呼ばれた。この事務所社長とは2011年に活動の拠点を東京に移してから、社長の自宅にお泊まりするなどしていて、夜のバーで親密にしている姿を週刊誌にキャッチされたりしていた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因