芸能プロに問われる存在意義…大手ホリプロからも向井理、波瑠ら退所ラッシュで波紋広がる

公開日: 更新日:

 タレントの退所ラッシュは今年も続きそうだ。大手芸能プロのホリプロからも、向井理(42)と波瑠(33)という売れっ子の退所が明らかになる中、文春オンラインはNHK大河ドラマ「西郷どん」主演などで知られる俳優鈴木亮平(41)にも退所の話があると報じた。

 もともと海外進出の意欲の高い鈴木はアメリカなどに進出する際、海外エージェントが入る一方、日本の事務所は実入りが少ないなどの理由から積極的ではないらしい。そうしたこともあって、ホリプロ所属であることの意義が少なくなっているのかも知れない。某芸能プロ社長が言う。

「知名度のあるタレントであれば、独立しても仕事のオファーは来ます。事務所にギャラの一部を持っていかれることもありませんからね。また最近は名のある大手事務所でも使えないマネジャーが増えて、事務所の看板で威張るような若手まで。そんなマネジャーの面倒を見させられるのはたまらないというタレントもいます」

 ホリプロには綾瀬はるか(39)ら売れっ子が所属しているが、「一部の売れっ子が300人近い社員や他のタレントを食わせているので大変」との事務所関係者のコメントを文春オンラインはアップしている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」