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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

上白石萌音・萌歌姉妹に癒やされるのは…テレビ・芸能村がキナ臭過ぎるから?

公開日: 更新日:

 テレビ・芸能村から出てくる話題がなにやらキナ臭い。それをまったく報じず、やり過ごそうとしているテレビ局に批判が集まるのも当然といえば当然のこと。旧ジャニーズ問題の反省とやらはなんだったのか。

 そんなグレーなテレビを浄化するにはもう上白石萌音・萌歌姉妹の力を借りるしかない。そんなことを真面目に考えている。というのも、姉・萌音は主演ドラマ「法廷のドラゴン」(テレビ東京系)の番宣、妹の萌歌は赤楚衛二とのダブル主演映画「366日」の宣伝でいろんな番組に出演している。その姿を見て、なんてピュアかと癒やされた。

 まず育ちがいい。両親の愛情をたっぷりと受けて大切に育てられたという想像がつく。古き良き時代の日本のお嬢さんといった懐かしさを感じさせるのもいい。昔の日活映画の松原智恵子や吉永小百合のような。

 11日、「出没!アド街ック天国」(テレ東系)に出演した萌音。この日は「中野坂上」で、そこには彼女の母校・実践学園があった。女優活動をしながらの学園生活、さぞや大変だったと思うが、勉学にも励み、明大国際日本学部に進学した。

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