桐谷健太のライバルは川栄李奈…テレ朝“日10枠”低迷から脱出のカギは「微妙な昭和臭」と「復讐の爽快感」

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 初回放送後のネット上の反応は《ツッコミどころだらけ!》《桐谷が相変わらず滑舌悪い上に演技が暑苦しい》《カット割りが不自然で気持ち悪い》なんてネガティブなコメントに混じって、《何げなく見始めたけど、先が読めない感じだし、ちゃんと見たらクセになるかも》《宮世琉弥のサイコパスっぽい感じは期待できる》などと好意的な声も見受けられた。

「僕はこの枠を応援しているので、初回は必ずリアタイ視聴しているんです」というテレビコラムニストの亀井徳明氏は、「セオリー通りじゃないザラッとした感じと、ところどころ感じる昭和臭。そのバランスが新しいかも。ただ、それが一般的に受けるかどうかは未知数ですね」と、こう続ける。

「“タイパ”を重視する層や“ありえない警察”は最初から相手にしていないかも。《20年意識がなかった状態からの回復ぶりが変》《教え子の長濱ねるとの20年ぶりの再会の場面が不自然》などなど、ツッコミたがる人は少なからずいるでしょうけど、それを気にしたら本題が楽しめない。20年前に夢にあふれていた教え子がアラサーになって現実社会の中でもがき苦しんでいるのを、桐谷さん演じる“誠ちゃん”がどんなふうに救うのか、それとも救えないのか。公式HPにある“復讐エンターテインメント”の本領はどのあたりから出てくるのか。そこを楽しみにしていますが、初回ではどんな層をターゲットにしているのかはっきりしなかったのは否めません。でも第2話以降、教え子たちのキャラや境遇が明らかになっていくでしょうし、ベクトルが“復讐”の爽快感に向かっていけば、ハマる人も増えていくはず」

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