シリーズ「占領下の日本社会」(45)戦犯自主裁判の勅令案はあまりにも多くの人を裁こうとしていた
改めて繰り返すことになるのだが、幣原喜重郎内閣の下で、次田大三郎や岩田宙造らがまとめた勅令案は、むろん彼らの軍人批判をその根底に置いている。日本が開戦に傾斜していくプロセスにおいて、確かに軍事指導者が先頭を走ったのは事実であった。しかし、その走りに勢いを与えていたのは一部の政治…
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