著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

まぶたがさざ波上に動く「眼瞼ミオキミア」改善のポイント

公開日: 更新日:

 突然まぶたがピクピクとけいれんするのですが大丈夫でしょうか──。こんな質問を受けることがよくあります。

 ピクピクを訴える方は「眼瞼ミオキミア」であることが多いです。「ミオキミア」はギリシャ語で、ミオは「筋肉」、キミアは「動く」の意味があります。目の周りの筋肉である「眼輪筋」がさざ波状に動いてしまうのが特徴で、人によっては「小さな虫が這うよう」と感じる人もいます。

 上まぶた、下まぶた、どちらにも起きることがありますが、下まぶたに症状が出る人がやや多いようです。どちらか片側の目のみに症状が現れます。自分の意思とは関係なく突然起きてしまいますが、だいたいは数秒ほどで治まります。が、一日に何度も繰り返すこともあり、さらに症状が数週間続くこともあるので気になって病院を訪れる方は少なくありません。

 ミオキミアはなぜ起きるのか。そのメカニズムはまだはっきりとは解明されていません。ただ、強いストレスや目の疲れが関わっていることは間違いありません。パソコンやスマホの見過ぎで目を酷使する肉体的な疲れだけではなく、精神的な原因でも誘発される病気だと考えられています。睡眠不足やカフェインの過剰摂取が原因で症状が出ることもあります。

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