台湾発ミルクティー「ゴンチャ」モール中心に出店加速で独り勝ち…それでも気になるスタバの存在
紅茶やタピオカ入りのミルクティーなどを提供する「ゴンチャ」は12月16日、三井ショッピングパークららぽーと横浜内に新店舗をオープンした。席数は35席。1階に出店し、カフェ時間帯の利用を見込む。12日にはイオンモール福岡店にも出店しており、最近ではモール内の出店が目立つ。今年は従来計画から7割増となる40店舗の出店を目指すなど、出店ペースを加速している。
ゴンチャは2006年に台湾で創業。09年に香港で海外進出を果たし、シンガポールや韓国、アメリカなどにも進出した。日本では15年、原宿に1号店を出店。現在では国内約200店舗、世界で2000店舗以上を展開する。
メニューは紅茶やミルクティーなどの飲料が中心で、フードメニューは一部だ。最大の特徴はカスタマイズ制で、好みの甘さや氷の量、トッピングの種類などをそれぞれ選ぶことができる。中でもタピオカを入れて「タピオカミルクティー」にするのが人気の飲み方だ。
「利用客の中心は10~20代の女性。カフェは乱立しているが、紅茶に特化した店舗は少なく、コーヒーが苦手な層を開拓できた。主力のタピオカミルクティーは甘くて腹を満たせるため、スタバのフラペチーノのように、小腹がすいたときに選ばれている」(飲食業界関係者)


















