「フジテレビの件は放送業界全体の問題」野田聖子議員の発言に民放各局がトバッチリで大困惑

公開日: 更新日:

 中居正広氏(52)のフジテレビが設置した第三者委員会への“反撃“が話題となる中、各民放キー局が頭を抱えているという。中居氏とフジテレビの元女性アナウンサーとのトラブルについて第三者委員会が「性暴力による被害があった」と認定した件の影響が、想定していなかった形で他局にも降りかかってきたからだ。

自民党の情報通信戦略調査会は5月29日、民放連(=日本民間放送連盟)の早河洋会長を呼びだして、フジテレビの一連の不祥事に関し『放送業界全体の問題だ』と噛みつき、今後の対応策などについて厳しく糾弾した。全国紙社会部記者はこう話す。

「衆院議員で情報通信戦略調査会の野田聖子会長が『フジテレビの件については、それそのものが許される話ではないのですが、放送業界全体の構造的な問題として、この調査会では、しっかり議論をしていきたいと思います』と宣言し『今の放送業界では時代、社会から取り残され、衰退してしまうのではないかという危機感を持っている』とぶちまけました。この物言いにフジ以外のテレビ局の幹部らは困惑しています」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか

  2. 2

    “ケチ付き昇進”横綱豊昇龍がまた休場…名ばかり横綱だった先輩2人との「いや~な」共通点

  3. 3

    参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始

  4. 4

    君はそれでも参政党に投票するのか…若者たちの“熱狂”が引き寄せる「徴兵制」「治安維持法」

  5. 5

    “金星プレゼンター”横綱豊昇龍に必要な叔父の図太さ…朝青龍は巡業休んでサッカーしていた

  1. 6

    “トンデモ発言”連発の参政党が参院選終盤でメディア批判を展開する理由…さや候補も「マスコミはウソつき」

  2. 7

    石破と菅が練る「敗戦処理」案…幹事長交代で、進次郎起用、連立相手は維新が本命

  3. 8

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  4. 9

    参院選で激戦の千葉選挙区で国民民主党“激ヤバ”女性議員を自民県連が刑事告発し泥仕合に

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒