これぞ中村倫也! 主演ドラマ「DOPE」登録数急増で高まる“ポストSPEC”への期待
「『DOPE』は木崎ちあきさんによる原作小説を、田中眞一さんの脚本執筆でドラマ化。田中さんはこれまで『チーム・バチスタ』シリーズ(フジテレビ系)や『みんな!エスパーだよ!』(テレビ東京系)、2019年の連ドラ『時効警察はじめました』や2021年の『和田家の男たち』(いずれもテレビ朝日系)の脚本を執筆してきた、いわば手だれ。原作ものの脚本化も慣れているでしょうし、《脚本がひどい》なんて評価は出ないだろうと思われます」(在京キー局ディレクター)
前出の山下真夏氏は「中村さん、高橋さん以外の特捜課のメンバーを演じる脇役陣が、どんな魅力を見せてくれるのか。ここも大きなポイントです。まだそう認知度も高くない俳優さんもメンバーにいらっしゃって、いわば手アカにまみれてないのが興味をそそる。ワクワク感を覚えます」と話す。
7月4日放送の「DOPE」初回視聴率は世帯6.0%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)とまずまずだったが、TVerのお気に入り登録数は54万超え(7月9日現在)で、「今の急増の勢いが続けば、100万超えも見えてきます」(テレビ誌ライター)。《異能者いっぱいで大丈夫か?と思ったけど、あっという間に1話終了》なんて好意的なレビューも増えつつある。