これぞ中村倫也! 主演ドラマ「DOPE」登録数急増で高まる“ポストSPEC”への期待
「ゼンケツ」は主要人物が全員“日本の神”設定だったが、異能力と聞いてドラマファンが思い出すのは、やはり2010年に放送された戸田恵梨香(36)と加瀬亮(50)がダブル主演した連ドラ「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」(TBS系)だろう。連ドラ終了後もスペシャルドラマや映画が制作された。「DOPE」と同じTBSの人気コンテンツである。
「TBSとしては《SPECの盛り上がりよ、もう一度》の気持ちもあるのかもしれません。陣内役のミステリアスでつかみどころのない、ぶっきらぼうな感じが、あまりにも《中村倫也ファンが望む中村倫也》で、ファンとしては1時間《うんうん、そう、その感じ》と首を縦に振りっぱなしでした。狂喜乱舞の中村ファンの書き込みは、今後さらに活発になるはず。高橋さんも強固なファンがいますし、さらなる盛り上がりが期待できそうです」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。
ただ、ドラマはやはり脚本の良しあしが評価につながるもの。「SPEC」のような社会現象となるような作品を目指すなら、なおさらだ。