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牧村康正ジャーナリスト

1953年、東京都生まれ。立教大学卒業後、竹書房に入社し、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動。著書に「ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ」「『仮面』に魅せられた男たち」(ともに講談社)などがある。

尾崎豊「ジェームス・ディーンのように」(1)単なる“反逆のミュージシャン”ではなかった

公開日: 更新日:

高校三年で無期停学処分に

尾崎豊「15の夜」

“反逆する十代の旗手”とも評された伝説のシンガー・ソングライターの尾崎豊は、高校在学中にデビューし、悩める若者たちの心をとらえ、あっという間にカリスマとなった。しかしその純粋さとかたくなさを貫き通したため、あたかもブレーキのきかないフォーミュラカーのごとく次々に周囲と衝突。ある夜、大量に酒を飲んだあとで、突然、錯乱状態におちいり、二十六歳で死んだ。

 その命の短さゆえに尾崎のカリスマ伝説は輝きを増した面があるかもしれない。フォークシンガーの岡林信康は尾崎の死を自分の人生に重ね、「ジェームス・ディーンにはなれなかったけれど」という歌をつくった。 

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