結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス

公開日: 更新日:

 一見すれば理にかなっていそうだが、ややもすれば、「見たい人だけが見るメディアだけの放送・配信であれば、疑惑が晴れない人物が出演していてもコンプライアンスを順守できている」といった主張を招きかねないのではないだろうか。同志社女子大学教授の影山貴彦氏(メディア論)はこう警鐘を鳴らす。

「10月24日にフジテレビ大悟さんの『松本コスプレ騒動』があったとされるのも象徴的ですが、今回の『ガキ使』の映像提供は、日テレにとって松本さんを自局の地上波の番組に戻せるか否かを試す“大いなる観測気球”と言っていいでしょう。うがった見方をすれば、同局が吉本興業および松本さんサイドと、他局よりもハイレベルな関係を維持しておきたいという思いの表れだと解釈される可能性すらあるでしょう。ただ、これらを鑑みても、今回の日テレの判断からは『有料配信ならコンプライアンスから自由なのか?』という疑問は、どうしても導き出せてしまいます」

 影山氏はこの疑問について、自らの立場としては「配信だからといってコンプライアンスから自由とは限らない」としたうえで、こう指摘する。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  2. 2

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  5. 5

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  1. 6

    佐々木朗希vsシーハン 「マイナー落ち」めぐるドジャース崖っぷち2投手がちんこ勝負

  2. 7

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  3. 8

    大和証券グループ「オリックス銀行を3700億円で買収」の皮算用

  4. 9

    「浜崎あゆみの父が見つかった?」と一部で話題に 本人がかつてラジオで明かしていた「両親の離婚」

  5. 10

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?