漫才の地・関西で“コント番組”がスタートしたわけ 「コント・デ・ンガナ」が放つ熱量

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 10月27日からユニットコント番組「コント・デ・ンガナ」(ABCテレビ)が始まった。出演者は、ロングコートダディ、セルライトスパ、ニッポンの社長、蛙亭。これに加え、週替わりで関西出身のゲストが参加しコントを披露する。

「オフィス」「マナー講座」「陸上大会」など、第2回までを見てもシチュエーションは幅広い。RPG「ドラゴンクエスト」シリーズを彷彿とさせる世界観の「魔王との決戦」は、HPを失った者たちがねっとりとした回復薬を飲むのにてこずって戦闘が止まり滑稽な時間が流れる、というものでロングコートダディのコントを思わせる。

 銀行強盗の模様を切り取った「人質」は、犯人や警察から理不尽に発砲されながらも立ち上がる異常な顧客を描いた、いかにもニッポンの社長らしい世界観だ。また、正義のヒーローが敵と戦う一方で、聞き分けのない子どもたちに説教する「さぁ行け!ナンマン」は、「ダウンタウンのごっつええ感じ」(フジテレビ系)の「世紀末戦隊ゴレンジャイ」を彷彿とさせた。

 オープニング曲は、ニューウエーブバンドPOLYSICSの「I My Me Mine」。2005年発売のアルバム「Now is the time!」の代表曲で、出演芸人の世代を感じさせるとともに往年の深夜番組らしい空気を醸している。まさに関西の中堅コント師の持ち味と熱量、スタジオコントへのあこがれが詰まった番組だ。

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