アイドルアナのハシリだった大橋照子さん 2年前に交通事故で次男を失ったつらさを多忙で紛らわす日々

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空手や歌にも打ち込み、ワンマンショーで披露

「民放の同一パーソナリティの番組では、最古だと思います。『ドキドキラジオ』は20年以上続いています。昔からの短波放送愛好者もいれば、女性や若い方にも聴いていただいています」

 仕事の合間に空手や歌を習い、5年前から年1回始めた「ワンマンショー」で披露している。

「空手は3年前から。もうすぐ黒帯です(笑)。歌は昔、LPとシングルレコード『たんぽぽ色の飛行船』を出したことがあり、もっとうまくなりたかったんです」

 77年に結婚したお相手は、5歳年上の銀行マン。大橋さんは現在、夫と文京区内の一戸建てに暮らす。

「夫は夫、私は私で、お財布は別々なんですよ。11回目のお見合い相手だった夫と結婚した決め手は、“仕事をやめなくていい”と言ってくれたこと。私の活動には興味がないみたいで、何も干渉しません(笑)。家事にも注文をつけないので助かっています。それに、仕事や空手をしている時間は、つらいことを忘れていられるので、やめたくないんです」

 何かあったのか。

「2年前、次男が40歳で、交通事故で急逝してしまいました。彼は香港に本社がある投資会社に勤め、シンガポール支社を立ち上げるために当地で奮闘していたのですが、2年前の6月、突然、シンガポールの日本大使館から電話があり、亡くなったと告げられました。信じられず詐欺かと思い、外務省の電話番号を調べてかけ直し、確認したほど。人生でこんなに悲しい思いをしたことはありません。私はこれまでラジオ局のアナウンサーとして番組にもリスナーにも恵まれた。かわいい息子たちにも恵まれて幸せに暮らしてきたのに、ここで悲しみのどん底に突き落とされてしまいました。家にじっとしていると泣いてばかりいるので、空手で体を動かし、歌の練習をして気持ちを奮い立たせています。番組のリスナーのみなさんの励ましもあって何とか生きていられる気がします」

 45歳の長男は、貿易関係の仕事に就いている。

「結婚する気はないようなので、私は孫は抱けそうにありませんね」

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