アイドルアナのハシリだった大橋照子さん 2年前に交通事故で次男を失ったつらさを多忙で紛らわす日々

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当時中高生、いま60歳前後のリスナーとはずっと交流が続く

 さて、大橋さんは慶大文学部卒業後、日本短波放送に就職。“チェリーちゃん”の愛称で絶大な人気を誇り、「ヤロメロ」や「ラジオはアメリカン」などの番組を手がけた。

「『ヤロメロ』当時は時代がおおらかで、リスナーの名前や住所、電話番号を公開していたほど。リスナー同士の交流が盛んで、私も2000人以上のリスナーに年賀状の返事を手書きで出し、名前もほとんど記憶していました。中高生だった彼らが今は60歳前後になり、年3回の公開録音、お花見、ツアー、忘年会にたくさん集まってくれます。85年に夫の米国転勤が決まり、全ての番組を降板して渡米したときは、今生の別れと思っていたのにリスナーはツアーを組んで会いに来てくれて、5年後に帰国したときは羽田空港に迎えに来てくれました。今も会うと昔の気持ちに戻りますね」

 (取材・文=中野裕子)

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