本田美奈子.急逝から20年…「デビュー40周年」記念館に飾られた“幻の衣装”【現場深層リポート】
1985年2月に「殺意のバカンス」でデビューした本田美奈子.(享年38)。今年はデビュー40周年にあたる年である。
同期の南野陽子や斉藤由貴、浅香唯などは、40周年を記念したライブなどを開催して、多くのファンを楽しませてくれているが、本田さんは2005年11月6日に急性骨髄性白血病を患い、38歳の若さで急逝。亡くなってから早くも20年の月日が経ったが、今でも根強い人気があり、世代を超えたファンに本田さんは愛され続けている。
ファンにとって11月6日は特別な日であり、ネット上では本田さんを偲ぶ声がたくさん上がっていた。毎年のことだが、今年も命日にお墓参りに行ってきた。
12時頃に埼玉県内にある彼女のお墓に到着すると、そこにはすでに多くのファンが集まっていた。
「お墓に来るのは初めてなんですよ。デビューの頃から大好きで、亡くなった今でも信じられないです。今年はデビュー40周年で、亡くなってから20年ということが重なったことで、勇気を出してお墓に来てみました。そこでようやく自分の気持ちに整理がついて、これからも本田さんのことを応援したい気持ちが強くなりました」(デビュー当時から応援している50代のファン)
私も毎年のように命日に手を合わせているが、今年は墓前では自然と頭の中で「1986年のマリリン」が流れ出して、悲しい気持ちではなく、明るく「会いに来たよ」という感じで、うれしい気持ちの方が強く感じられた。決してワイワイという感じではないが、集まったファン同志も、本田さんの話をしながら交流を深められたのではないかと思う。


















