新婚の川崎麻世はこれで「華麗なる女性遍歴」から抜け出せるか
実はその昔、彼の行きつけの寿司屋で食事をしたことがある。その時、店の大将がちらし寿司をおみやげにつくって、「麻世さん、あすの朝も大丈夫だよ」と話していた。怪訝な顔の僕の横で麻世は「ありがたい。子供たちの朝めしの準備をしなくて済むな」と言い出した。ちょうど舞台で連日の昼夜公演をこなしていた時期だったので、「たいへんですね」と言うと、「いやあ、子供の朝ごはんは僕がほとんどつくっているから」とのことだった。
そんな麻世から僕は一度、「弁護士を紹介してくれ」と頼まれたことがある。何度も不倫スキャンダルを報じられたが、「今回はどうしても訴えたい。いろいろ報道されているけど、今回だけは本当に何もないのに記事にされた」と怒髪天。
ん? つまり裏を返せば、それまでは「あった」ということになる。「麻世さん、その表現は言っちゃダメですよ」と注意したものだ。実際に弁護士を紹介して裁判には勝ったが、女性に手が早いところは昔からあったので、花音さんに気を付けた方がいいと伝えておきたい。麻世は62歳になるが、まだまだおとなしくはならないんじゃないかなあ、と。



















