NHK紅白歌合戦の目玉は「嵐」で決まりだが…どこで出すかが問題だ
大晦日の“風物詩”NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表されて2週間が過ぎているが、AKB48の追加のみで白組の男性歌手・グループが4組足りないままの状態が続いている。
つまり、年末に近づくにつれ“今年の目玉はこれだ”と大々的に伝えたいわけで、その出場者が「嵐ではないか」といった話がチラホラ出ている。昨年は12月19日に玉置浩二の追加発表、同25日にB'zのサプライズ出演が公表された。
僕も、今年の目玉は嵐に違いないと思っている。旧ジャニーズ問題でその所属だったグループが出演できない状態だったが、今年はKing & Princeの出場が明らかにされている。ということは、旧ジャニーズからSTARTO ENTERTAINMENTに移籍したグループは解禁されたということで、当然、同じ事務所の嵐もOKということになる。また来年5月で活動を終了すると決めているので、嵐としても最後の紅白になるわけで、彼らの出場こそがサプライズの目玉になる。
NHKは常に「視聴率は問題にしない」「幅広い年齢層がみんなで楽しめる紅白をつくっていく」と標榜してきた。いわば大晦日の一家だんらんを目的にしているのだが、現状はどのアーティストがどの時間帯に出演するかタイムテーブルが事前にわかっているので、若い層は自分の好きなアーティストが出るところだけを見てしまえば、後は自室でスマホをいじっているというのが普通になってしまった。


















