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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

「こんなドラマをあの女優で作ってみたい」という制作陣の思いが今のフジにはないように見える

公開日: 更新日:

 悪徳脱税者と対峙する調査官の話は、昭和のヒット映画「マルサの女」を思い浮かべるが、「松嶋がどう演じるのか」と見るほうの期待感も高まる。

 放送日にも注目だ。テレ朝系の木曜9時は米倉涼子の「ドクターX」、放送中の天海祐希の「緊急取調室」と女優主演でシリーズ化が続いてきた人気枠。松嶋が「緊張しています」と意識しているのもうなずける。天海の“キントリ”は今期で終了予定だからだ。

 2人の女優が築き上げた枠を松嶋が引き継ぎシリーズ化を図るのがテレ朝の狙いといわれている。先を読んで主役とドラマを決めていくテレ朝と、行き当たりばったりにしか見えないフジの差である。

 一度狂った組織の歯車を元に戻すにはまだまだ時間を要しそうだ。

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