著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

お金をかけずラクしたいTVマンばかり…例外は年末年始圧勝だった「フテほど」スペシャル

公開日: 更新日:

 年末年始のテレビで気がつくのは番組の再編集や再放送が多いこと。見ていてため息が出た。お台場以外のキー局は好調なはずなのに、お金をかけずに楽したいという姿勢がありあり。その発想こそがテレビをオワコンにしている気がする……。

 そんな中で「不適切にもほどがある!」のスペシャルだけは例外。なんといっても「新作」ということが大きい。放送前の31日、元日には「不適切にもほどがある!一挙放送&1月4日スペシャルドラマ見どころ公開!」として過去の作品を放送。これには新作の宣伝という名目がある。

 実際リアルタイムでも見ていたが、こんなふうに直前に一挙放送されることで忘れかけていた記憶も蘇り、新作への期待も高まった。新作「新年早々 不適切にもほどがある!~真面目な話、しちゃダメですか?~」は結論から言えばレギュラー時と変わらぬ熱量でしっかり面白かった。

 阿部サダヲ演じる小川市郎の孫、テレビ局に勤める犬島渚(仲里依紗)が報道局に異動し、政治特番を担当。都議会議員の平じゅん子の秘書として政治活動を支える。

 タレント八嶋智人がSNSで政治発言をしたことで炎上し、番組を降板させられるなど今を嘲笑するような攻めた場面も少々。個人的にツボだったのは平じゅん子役の江口のりこ。子役から不良役でブレークした元女優という設定が誰かさんがモデルかどうかはともかく、彼女が衆院選投票日前日に発情し、渚の夫の秋津(磯村勇斗)とラブホで一夜を過ごす。最初は車中でおっぱじめるが、車がゆっさゆっさ。そして「せまいっ!」とラブホに移動する。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  3. 3

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  4. 4

    安青錦は「カラダ」より「アタマ」に課題…2ケタ勝利で大関復帰を果たせるか

  5. 5

    小栗旬は「思い入れがない」コメント…福田雄一監督また炎上でも仕事が減らない映画業界のウラ事情

  1. 6

    要潤、玉山鉄二、速水もこみち…40代イケオジ俳優3人の「人生いろいろ」

  2. 7

    高市首相に“もう1つの爆弾”「副首都法案」炸裂の可能性 会期延長なら疑惑追及&身内疲弊のWパンチ

  3. 8

    二宮和也をNHKが起用で音楽特番MCは元嵐まみれに…テレビ局では“ポスト嵐”探しが迷走中

  4. 9

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  5. 10

    引退した東山紀之に錦織一清演出で「少年隊」還暦コンサートのすすめ