井筒和幸氏が怒りの特別寄稿「自民党大勝なんてまやかしだ!」

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“核抑止力”こそ「妄想」

 高市一派の言う「見直し」はもう「取り消し」に近い。これを取り消したら、アメリカの第7艦隊は堂々と核を積んで日本に寄港し、沖縄にまた核兵器が並ぶだろう。それどころか日本も核を持とう、作ろうと掲げる頭の悪い代議士や御用官僚がいるありさまだ。核を持っていないと攻撃される、核ミサイルがあれば相手は撃ってこないと唱える“核抑止力”こそ「妄想」だ。核を持ったら持ったで、それを的にされて攻撃されるリスクは断然増えるし、自爆することもありえる。非核三原則の取り消しを一番恐れているのは、実は自衛隊員とその家族じゃないだろうか。首相やチンピラ代議士の勝手な妄想と判断で前線に送られたらたまったもんじゃない。

 子育て支援の裏で、医療費を引き上げ、医療格差も広がろうとしている。誰もが平等に治療を受けられる本来の医療保険の概念が崩れはじめている。どこから財源を回してきて、ミサイルや武器を買うつもりだ? トランプに脅されるまま防衛費を上げて、なぜそれを医療費に回せないのか。

 調子のいい公約など当てにならないし、何が「日本列島を、強く豊かに。」だ。スパイ防止法も国家治安維持法と変わらない。政権に盾突いたり批判したりするヤツはスパイだと口封じするのは目に見えている。「自民大勝」と書き立てたマスメディアも自民党の犬になり果てたのか。未来の子供たちのためにも国民はこの「キナくさい独裁政治」に気づくべきだ。

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