大谷翔平「盗塁ゼロ」「登板間隔優遇」に見るドジャース「ワールドシリーズ3連覇」の算段

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 連続試合出塁を「48」に伸ばした大谷翔平(31=ドジャース)のデータを見て、意外なものがある。

 日本時間15日現在、チームは17試合を消化した時点で盗塁が「ゼロ」なのだ。

 打率は.254といまひとつも、今年は四球をしっかりと選んでいて出塁率.402はリーグ8位。1番打者としてチャンスメークしながら、走る気配すらない。2024年には59盗塁をマークしたように足は速い。右肘手術明けで二刀流が復活した昨年と、エンゼルス最終年の23年は、ともに20盗塁。投打にフル回転しながら走塁でも気を吐いたにもかかわらずだ。

 現地特派員のひとりがこう言う。

「首脳陣が盗塁はするなとブレーキを踏んでいる可能性が高い。今年のキャンプ中も、例年取り組んでいた盗塁や走塁の練習メニューはほとんどありませんでしたから。昨年も23年も、成功したのは20盗塁でも、どちらも失敗が6個あった。労力の無駄遣いは極力、排除して、その分、打つことと投げることに集中させたい首脳陣の意図ですよ。ましてオフに5年連続20本塁打以上のタッカー(29)を獲得して打線はこれまで以上に厚みを増し、得点力は確実にアップしましたからね」

 投手としての登板間隔にしても、先発6人の中でひとりだけ配慮されている。

 初戦と2戦目の登板間隔は中7日。昨年のワールドシリーズまでフル回転した山本由伸(27)は開幕から3戦目まで、これまで年間通じてローテを守った経験のない佐々木朗希(24)ですら2戦目まで、ともに中5日で回したものの、大谷だけは登板間隔を空けて起用した。

「由伸、グラスノー(32)、スネル(33)はいないけど、そういった選手をしっかりした登板間隔で回すのが効率がいい。その中で(自分が)間延びする分には対応しやすい」と大谷は話している。登板時に打席にも立つリアル二刀流を続けているだけに、登板間隔が空けば体力面で好都合ということだ。

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