森友文書7回目開示も注目の「手書きノート」まさかの不開示決定…高市政権で方針変更か
「こちらはちょっと不開示とさせていただきます」
財務省の担当者の言葉を聞いて、赤木雅子さんは呆然とした。
「えっと、待って。池田さんのノートは不開示ってこと?」
森友学園への国有地巨額値引きと公文書改ざんを巡る森友事件では、近畿財務局で改ざんに関与させられた赤木俊夫さんが命を絶った。妻の赤木雅子さんの請求に基づき昨年4月から関連文書の開示が行われている。7回目となる14日の開示で最も注目されたのが、近畿財務局職員の手書きのノートだった。
その存在は昨年12月に財務省が初めて明らかにし、今年3月にも開示に向けた準備を進めていると説明を受けていた。ノートが誰のものかは明らかにされていないが、役職名などから赤木俊夫さんの直属の上司だった池田靖氏のものと推測された。池田氏は森友学園への国有地値引きの責任者であり、俊夫さんに公文書改ざんを命じた当事者でもある。ノートには事件の核心について何か記されているのではないか? 雅子さんは開示を心待ちにしていた。そこにいきなりの“不開示決定”。理由を財務省はこう説明した。
「職員個人の私用のノートで、総体としてプライバシーに関わる情報だ」
だがそれは初めからわかっていることだ。なぜ急に不開示という判断になったのか? そこを尋ねても担当者は「財務大臣が決定を出した」と言うだけだ。


















