侍ジャパンまさかの準々決勝敗退で…WBC独占配信Netflix“解約祭り”の大誤算
ネトフリ側は、大会に先駆け、初月料金が最大50%オフになるキャンペーンを実施。日本のコンテンツ部門トップを務める坂本和隆バイスプレジデントは、14日配信の朝日新聞のインタビューで世間の批判に対し、「WBCをきっかけとしてネットフリックスに加入していただいた後、『これだけの作品を見られるのはいいね』と思っていただき、継続して入っていたいなと思っていただけるコンテンツを提供することが、我々のミッション」などと鼻高々で語っていたが、コメント欄は、肯定派から否定派まで8000を超えるコメントであふれ、物議を醸した。
日本テレビプロデューサーを経て、大和大学社会学部でメディア論などの教鞭を取る岡田五知信教授は「平たく言えば、“加入させられたのに負けた”という不満や怒りが爆発したということでしょうね」としてこう話す。
「さらにそれがSNSでネタとして可視化されたことで、ネトフリがその受け皿になった。それは侍ジャパンへの期待の裏返しでもあります。同時にサブスクの仕組みの周知にも一役買った。ただし、ここで強調しておきたいのは、国民的スポーツの中継のあり方についてです。とにかく今までは無料で見られたわけですよ。それを一企業が独占する有料配信という前例をつくってしまった。欧州や韓国などでは、『ユニバーサルアクセス権』と言って、国民的なイベントやスポーツ中継は誰もが見られるようにしなきゃいけないという法律があります。韓国でも今回のWBCは地上波で視聴可能でした。ただのコンテンツビジネスとしての文脈ではなく、文化を守るという意図がある。ですから民放も、五輪やサッカーW杯では、うまくやっているように、今後、野球という国民的スポーツ中継のあり方も議論していくべきだと思いますね」


















