著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

R-1優勝の今井らいぱち 芸名は「ライトで8番」と聞いた見取り図の盛山君が決めた

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「これで妻子を東京に呼べます!」

 先日の「R-1グランプリ」で優勝を果たした今井らいぱち君。大阪に残している奥さんに「決勝」に進出すると約束し、苦節15年。電話すると「うれしいです! 子供の幼稚園の関係とかもあるんで、すぐに一緒は無理かもしれませんが、誕生したばかりの双子の子供とも住めるんで、ホンマにうれしいです!」と大喜びでした。

 NSC入学時は「ヒガシ逢ウサカ」というコンビを組んでいて、コントではありふれた日常のテーマから、今井君が舞台狭しと動き回る予想外の展開が持ち味でした。しゃべりも“雰囲気のある”いいコンビで、私は選抜クラスに推薦しました。翌年は今井君が私の授業のアシスタントをしてくれ、礼儀正しく、とにかく一生懸命でした。

 ヒガシ逢ウサカは、大阪でそこそこ人気はありましたが、10年目に東京に進出したい今井君と相方の方向性の違いから解散。今井君は家族を残して単身上京。

「優勝はホンマにみんなのおかげです! 感謝でいっぱいです!」と何度も感謝を口にしていました。今回のネタも「ああしたらどうや?」「これもいけるぞ!」と仲間からアドバイスをもらってブラッシュアップしたそう。

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