萩本欽一〈22〉伝説のコント「机」はたった10人の客から始まった「幕前、お金要らないからって」
作家・増田俊也氏による連載、各界レジェンドの生涯を聞きながら一代記を紡ぐ口述クロニクル。待望の第2弾は、「視聴率100%男」として昭和のテレビ界を席巻したコメディアンの萩本欽一氏です。
◇ ◇ ◇
増田「熱海の温泉街へ流れて、そこで湯に漬かりながら東京でのさまざまな疲れをとっていた」
萩本「そうです」
増田「そこで『机』という一人コントを思いついたんですね」
萩本「そう。半年ぐらいで『机』を思いついたんです。『よし。このネタ持って浅草に戻ろう』と思って帰ったの」
※机のコント:机の前で演説をする講師役の坂上二郎とそれにちょっかいを出しまくって邪魔をする書生役の萩本欽一がツッコミとボケを繰り返すコント。のちに役を入れ替え、体当たりあり、跳び蹴りあり、2人が舞台上を所狭しと走り回ってやり合う姿が大爆笑を生んだ。最後は演説をする萩本欽一の机の脚を坂上二郎がのこぎりでどんどんと切っていき、駅弁売り状態となってしまう。
■関連記事
- 【続きを読む】萩本欽一〈22〉伝説のコント「机」はたった10人の客から始まった「幕前、お金要らないからって」
- 【前回を読む】萩本欽一(21)「これが失敗したら堅気になる」キャバレーの司会をやっていた坂上二郎からの運命の誘い
- 萩本欽一(20)朝起きたらアパートの窓に女の子の顔がズラリ「ザワザワザワザワザワザワザワザワってすっごく、うるさいの」
- 萩本欽一(19)ボケとツッコミを入れ替えたら人気爆発!“本人も忘れていた”コント55号の生みの親
- 萩本欽一(18)テレビ初出演で「やっぱり向いてない」と落ち込む欽ちゃんを思い直させた一通の手紙
- 萩本欽一(17)伝説の「コント55号」結成秘話「坂上二郎さんが嫌で、私、逃げ出してるんです」


















