著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

NYでフローズンヨーグルトが再ブームの理由…1カップ3200円でも長い行列が

公開日: 更新日:

 ニューヨークで新たなフローズンヨーグルトのブームが起きています。SNS上には、話題の店でカップを手にした若者や、店頭の長い行列の写真があふれています。


 フローズンヨーグルトはこれまで何度も流行してきましたが、今年のブームは以前とはかなり違います。ヒントは店のつくりと、その前にできる行列です。

 1990年代に流行したフローズンヨーグルトは、アイスクリームより脂肪分やカロリーが少ない、ダイエット・デザートでした。2000年代にはpinkberryなどの韓国系ブランドが、酸味の強いヨーグルトと、フルーツやクッキーなどカラフルなトッピングを持ち込みました。そして2026年、人気店が押し出しているのは、より濃厚なグリークヨーグルト(ギリシャヨーグルト)です。普通のヨーグルトより高タンパクで腹持ちもよく、腸内環境への効果も期待できます。ここ数年のプロテインのトレンドや、ダイエット薬GLPー1の普及で高まった「少量でも栄養を取れるものは?」という関心にも合っています。


 またトッピングも、格段に豊富で洗練されています。フルーツやナッツに加え、エクストラバージンオリーブオイル、マルドン・シーソルト、ピスタチオクリーム、ドバイチョコレートで知られる「カタイフ」のサクサク食感を加えたヘーゼルナッツクリーム、人気のモチ・アイスの皮の部分を使ったモチ・バイツなど、味も食感も新鮮です。

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