亀梨和也が令和の「銭形平次」に 江戸の難事件に挑む、推理と十手裁きに注目

公開日: 更新日:

 一方、平次は、近ごろ人気の旅一座「花影社中」の舞台を八五郎(奥智哉)と静(生田絵梨花)と見に行った。看板芸人つばめ(山田杏奈)はアイドルとして大評判だったが、その後、彼女の熱愛が瓦版に載り、江戸庶民も、誰が情報源なのかを疑う一座の者たちも不穏な空気に包まれる。そして、さらなる殺人事件が起きる。

 注目したいのは、この平次が身体能力が高い上に好奇心旺盛で、医学や化学、数学などの禁書を読み、独学でオランダ語も習得しているというところ。体力と豊富な知識が事件解決にどんな形で生かされるのか。また、過去の平次作品では「愛妻」として登場していたお静は、本作ではまだ友達以上恋人未満の存在。しっかり者のお静が、妻とは違う立場で二枚目平次とどう接するのかも見ものだ。おっちょこちょいだが、熱血漢の八五郎、思い込みが激しい万七、平次を見守る笹野など、「銭平」に欠かせないキャラとのやりとりも楽しみだ。そして銭投げも、かつてない投法に。

 近年、NHKは、森山未來の「丹下左膳~大岡越前外伝~」、長谷川博己の「眠狂四郎」など、新たな主役で名作を送り出してきた。亀梨がどんな推理と十手さばきを見せるか。令和の「銭形平次」の活躍に注目だ。

(ペリー荻野/時代劇研究家)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    Snow Man佐久間大介が城西国際大学メディア学部映像芸術コースで培った“強力な武器”

  3. 3

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  4. 4

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 5

    松本若菜“シャイニング顔”で奮闘も…「君の好きは無敵」視聴率4.3%からの反撃を阻む“アラ還コンビ”

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』来年復活へ 番組を取り巻く環境の激変で日テレに突きつけられた課題

  3. 8

    反町隆史「GTO」は視聴率3%台に…同じ“復活作”でも「プラダを着た悪魔2」と明暗分けた大きな違い

  4. 9

    不倫問題の西武・源田壮亮に同情が集まる意外なワケ…妻・衛藤美彩の“幸せアピール”に疲れ果てた?

  5. 10

    「VIVANT」は観光客を呼べる! ロケ地巡りビジネスが大繁盛

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  3. 3

    反町隆史「GTO」は視聴率3%台に…同じ“復活作”でも「プラダを着た悪魔2」と明暗分けた大きな違い

  4. 4

    高市首相が改造人事で払わされる代償…消費減税めぐり麻生副総裁の「要望」を一蹴していた

  5. 5

    故・可愛かずみさん結婚直前“謎の死”から27年…親友・川上麻衣子の投稿で思い出されること

  1. 6

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  2. 7

    沖縄尚学・末吉良丞は「TJ手術見込み」でもドラフト指名されるのか…プロ入り断念、大学進学のウワサも噴出

  3. 8

    日本ハム清宮幸太郎は「代打打率.625」 スタメン落ちに文句タラタラでも新庄監督の思うツボ

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    高市首相がノー天気「物価高対策」X投稿で“赤っ恥” GDP3期プラスでも個人消費「低迷」の深刻度