亀梨和也が令和の「銭形平次」に 江戸の難事件に挑む、推理と十手裁きに注目
一方、平次は、近ごろ人気の旅一座「花影社中」の舞台を八五郎(奥智哉)と静(生田絵梨花)と見に行った。看板芸人つばめ(山田杏奈)はアイドルとして大評判だったが、その後、彼女の熱愛が瓦版に載り、江戸庶民も、誰が情報源なのかを疑う一座の者たちも不穏な空気に包まれる。そして、さらなる殺人事件が起きる。
注目したいのは、この平次が身体能力が高い上に好奇心旺盛で、医学や化学、数学などの禁書を読み、独学でオランダ語も習得しているというところ。体力と豊富な知識が事件解決にどんな形で生かされるのか。また、過去の平次作品では「愛妻」として登場していたお静は、本作ではまだ友達以上恋人未満の存在。しっかり者のお静が、妻とは違う立場で二枚目平次とどう接するのかも見ものだ。おっちょこちょいだが、熱血漢の八五郎、思い込みが激しい万七、平次を見守る笹野など、「銭平」に欠かせないキャラとのやりとりも楽しみだ。そして銭投げも、かつてない投法に。
近年、NHKは、森山未來の「丹下左膳~大岡越前外伝~」、長谷川博己の「眠狂四郎」など、新たな主役で名作を送り出してきた。亀梨がどんな推理と十手さばきを見せるか。令和の「銭形平次」の活躍に注目だ。
(ペリー荻野/時代劇研究家)


















