ソルティー・シュガー“走れコウタロウー”発売直前にリーダー急死

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 ところが、レコーディングが終了し、発売を待つばかりとなった5月10日、リーダーの池田(当時21)が急死する。ラジオ出演の待ち合わせに来ない池田の自宅に電話すると母親が「風邪で休みます」と返答。もう一度電話すると今度は「急死した」と。急性心不全であっという間のことだったという。

 池田は「走れコウタロー」の作詞と作曲の一部、さらに早口の実況中継も担当していた。残されたメンバーはショックを受け、一時は解散も考えたというが、池田の母の勧めもあり、遺志をつごうと1年間限定での活動継続を決めた。欠けたパートは脱退後、デザイナーとして活動していた佐藤が復帰し、穴を埋めた。

 7月5日にレコードを発売。瞬く間にヒットチャートを駆け上がり、130万枚を売り上げるヒットに。しかし、新リーダーの手塚は「ぼくら実力もなくて歌はへたくそ。プロの歌手の方には申し訳ないという気持ちでいっぱい」と発言。山本も「池田ってのはほんとに才能があったな。人間的にもできてたし。残されたぼくらはクズばかりですよ。今のぼくらがやってることといったら、池田の遺産を食いつぶしてるということだけだもんね」と語った。

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