背中ヌードで出直しも ベッキーを待ち受ける“年末の試練”

公開日: 更新日:

 29日付の日本経済新聞朝刊に掲載された出版社「宝島社」の全面広告が話題だ。トレードマークだったロングヘアをバッサリ切ったベッキー(32)の上半身ヌード写真が掲載。「あたらしい服を、さがそう。」の文字と共に美しい背中を披露している。事務所関係者によれば、「撮影は8月中旬。ここまで髪を短くしたことはないのではないか」というから、まさに裸一貫からの再出発といえる。

 今年1月、「ゲスの極み乙女。」川谷絵音(27)との不倫騒動が発覚し、その後は坂道を転がり落ちるようにテレビの人気者の座を追われたベッキー。この一件で、好感度と清潔感は一瞬にして崩れ去り、レギュラー番組やCMはすべて降板。芸能活動休止を余儀なくされた。

 今年5月に仕事復帰し、9月にはNHKでナレーション出演。10月からはラジオのレギュラー番組が始まるだけに、今回の“ヌード広告”が本格復帰ののろしとなるのか。作家でアイドル評論家の中森明夫氏はこういう。

「記者会見もして謝罪もしたベッキーさんを責める人はもう多くはいないはずですが、相変わらずスポンサーのハードルが高いのも事実です。CMに起用されるのは“好きと言う人が多い”人物ではなく、“嫌いと言う人が少ない”人物。きっと年末にはSMAPの解散や不倫ニュースを2016年の総集編として扱うでしょうから、また騒動が蒸し返されることになる。逆にいえば、年を越せば、みんな心機一転となる可能性もある。今は来た仕事をこなしながら、来年からどうしていくかを考える必要があるでしょう」

 2017年がベッキー「復活元年」となる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし