ロマンポルノで開眼 間宮夕貴「ヌードに抵抗ありません」

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「誰にも、どの作品にも、負ける気がしないんです」――お行儀のいい“よそゆき”の発言なんかより、野心むき出しで好感がもてる。来月17日に公開となる塩田明彦監督作「風に濡れた女」でヒロインを演じた間宮夕貴(25)だ。同作品は「日活ロマンポルノ」が製作開始45周年を記念した「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の一本。5人のロマンポルノ初監督による新作5本がラインアップされるなかで、ナンバーワン宣言をした彼女の素顔に迫った。

■ロマンポルノと知らずに……

 オーディションでゲットした今回の役。80分の尺の中で10分に1度は濡れ場という制約のもと、欲望のままに複数の男と一戦を交えていくハードな役どころに挑んだ。ロマンポルノとは知らずに受けたオーディションだったが、「脱ぐことに抵抗はありません。会場では何度もパターンを変えて演技させてもらえたので『あ、決まったな』と確信がもてた。100以上のオーディションを受けていますが、手ごたえを感じたのは初めてです」。

 塩田監督は履歴書を裏にし、余計な情報は入れずに本人のたたずまいや演技を優先に選考したそうだが、この物おじしない様子が決め手になったのかもしれない。間宮はこれまでロマンポルノは一度も見たことがなかったというが、あえて、事前に見て参考にすることはしなかった。

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