上映会も好評 なぜ女性たちはロマンポルノに惹かれるのか

公開日: 更新日:

 40代以上の男なら、この6文字にグッとくるはず。「ロマンポルノ」とは、1971年に日活が “10分に1回の絡み”“上映時間は約70分”という条件で打ち出した18禁の成人映画レーベルのことだ。AVに押されて下火だったが、今年11月26日(土)、新作5本が新宿武蔵野館で封切られ、28年ぶりに復活する。

 監督は、塩田明彦(代表作「黄泉がえり」)、白石和彌(「凶悪」)、園子温(「冷たい熱帯魚」)、中田秀夫(「リング」)、行定勲(「GO」)の実力派5人。いずれもロマンポルノ初監督だ。なぜ、いまロマンポルノなのか。

「2012年に行った日活創立100周年のロマンポルノ特集上映がきっかけです。ロマンポルノを知らない若い世代の男性はもちろん、女性にも大好評でした。『この盛況ぶりなら』と新しい世代の監督による新しいロマンポルノを作ろうという話になったのです」(日活宣伝担当者)

 表立ってうたってはいないが、ターゲットは女性だという。4年前の上映会には多くの女性客が殺到。最終日は、約半数を女性が占めたほど。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ