橋本マナミ 体当たり艶演技で狙う“官能レトロ女優”の座

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 せんべい布団の上に荒々しく寝かされると、むさぼるように瑛太の右乳首を吸い始める橋本。淡水色のショーツを剥ぎ取られ、側臥位でつかれると恍惚の表情を浮かべ「ハァ、ハァァァァ……ッ」と身悶えるのだ。

 だが、最大の見せ場はココではない。むしろ「一戦を交えて仕事へ向かう瑛太を見送り、全裸で玄関先に立つ後ろ姿」と解説するのは、映画評論家の秋本鉄次氏だ。

「Gカップのたわわなオッパイは形こそあらわになりますが、乳首は腕で隠し寸止め状態。観客の残念な気持ちを埋めるかのようにお尻を披露している。それがまた欧米人の突き上げるような形ではなく、想像していた以上に日本人的。かえって生活感を醸し出しエロチックでしたね」

 体当たりで濡れ場に挑んだ橋本。女優として一筋の光明が見えてきたと前出の前田氏が言う。

「いま映画界では昭和レトロな雰囲気を醸しつつ、官能的な演技ができる女優が枯渇気味。それこそ美女や演技派と称される人材は多数いるが、寺島しのぶのポジションを受け継ぐ次世代の女優が見当たらない。そんな中、橋本はその座につく可能性を感じさせます」

 もう壇蜜の二番煎じとはいわせない?

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