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青山佳裕

1954年、東京生まれ。美空ひばりの時代から取材歴40年。現在も週刊誌などで活躍するベテラン直撃記者。

直撃取材を“仁王立ち”で拒否…酒井法子が見せた度胸と貫禄

公開日: 更新日:

 その後、平成10(1998)年に自称プロサーファーの男と酒井は結婚、翌年7月に長男を出産。この夫ともども、覚醒剤を所持・使用したとして、覚醒剤取締法違反で逮捕される。平成21(2009)年。警察の任意同行を拒否しての逃走、失踪劇は大騒動となった。

 東京地裁での刑事裁判では「夫と離婚して覚醒剤を断ち切りたい」「芸能界を引退し、介護の仕事をやりたい」と言い、執行猶予3年の有罪判決が下ると大学の介護福祉コースに入学、夫とも離婚調停を経て離婚し、酒井は更生を目指す。

 平成24(2012)年11月に執行猶予期間が満了すると、記者会見で芸能界復帰を発表。デビュー30周年記念コンサートを行った際は「もう歌を歌えることはないと思った。自分の中では奇跡です」と、涙ぐんだ。しかし、薬物事件の前科のあるタレントの芸能界復帰には賛否両論あり、地上派のドラマや歌番組への出演は実現しない。

 その後は逮捕によって生じた映画やCMの違約金など5億円もの借金を返済すべく、割のいいパチンコ店を回る仕事をしつつ、子育てをしていた。

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