青山佳裕
著者のコラム一覧
青山佳裕

1954年、東京生まれ。美空ひばりの時代から取材歴40年。現在も週刊誌などで活躍するベテラン直撃記者。

直撃取材を“仁王立ち”で拒否…酒井法子が見せた度胸と貫禄

公開日: 更新日:

 素顔の酒井は人付き合いが良く、フランクで男っぽい、シャキッとした性格で、たくさんのママ友たちからボスのように慕われていた。逃走劇の際に長男を預けたのもそんなママ友だったし、そういう仲間たちに囲まれて、PTAをやったり、運動会に出たりしていた。買い物に自転車を走らせたり、地下鉄に乗ったりして、しっかりとお母さんをやっていた。サッカーだかスポーツに打ち込む長男を熱心に応援する姿もあった。とにかく生活を立て直し、必死に生きている印象だった。

 だが、生き馬の目を抜くような芸能界でやってきた貫禄か、過酷な境遇にあった生い立ちからか、直撃すると、鋭い一面をのぞかせた。

 丸ノ内線の駅を出たところで記者を圧倒し、背中を向けて去っていくときの迫力も相当のものであった。

 中華圏では「モンスター美魔女」などと称され、全盛期の山口百恵さんに次ぐほどの人気者で、逮捕後も当地からのラブコールがあるという。いろんな顔を使い分けるところといい、酒井法子の迫力はそのままだ。

 (聞き手=長昭彦/日刊ゲンダイ)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大阪万博批判は出尽くした感があるが…即刻中止すべき決定版が出た

    大阪万博批判は出尽くした感があるが…即刻中止すべき決定版が出た

  2. 2
    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

    「悠仁さまに一人暮らしはさせられない」京大進学が消滅しかけた裏に皇宮警察のスキャンダル

  3. 3
    木村拓哉「Believe」にさらなる逆風 粗品の“あいさつ無視”暴露に続き一般人からの告発投稿

    木村拓哉「Believe」にさらなる逆風 粗品の“あいさつ無視”暴露に続き一般人からの告発投稿

  4. 4
    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

    香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ

  5. 5
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    浜辺美波は順風満帆、趣里は「ブギウギ」のインパクトが…NHK朝ドラヒロイン“その後の明暗”

    浜辺美波は順風満帆、趣里は「ブギウギ」のインパクトが…NHK朝ドラヒロイン“その後の明暗”

  3. 8
    仲野太賀に注目!NHK朝ドラ「虎に翼」で寅子と結婚…そして、もうすぐ“優三ロス”が起こる

    仲野太賀に注目!NHK朝ドラ「虎に翼」で寅子と結婚…そして、もうすぐ“優三ロス”が起こる

  4. 9
    マイナンバー「1兆円利権」山分け 制度設計7社と天下り官僚

    マイナンバー「1兆円利権」山分け 制度設計7社と天下り官僚会員限定記事

  5. 10
    山下智久「ブルーモーメント」急失速は出口夏希の中国語が原因? 興奮すると飛び出す“ナゾ設定”

    山下智久「ブルーモーメント」急失速は出口夏希の中国語が原因? 興奮すると飛び出す“ナゾ設定”