著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

ピエール瀧容疑者は腹をくくって離婚を切り出すべきだ

公開日: 更新日:

 現実的に考えても、CMの違約金や損害賠償の額が5億円とも10億円とも言われている。その負担を家族に背負わせていいものかという面も考えなくてはいけない。

 春休みを迎える。離婚すれば、子供の名字も変わり、引っ越しをすれば、転校しても不自然はない。妻子がどんなに更生に助力しても、プロではない。今後の彼はダルクのような支援施設の手を借り、薬物依存から完全に脱する覚悟で歩むべきだと思う。

 ここまで書いてきて、「独り善がりの低レベルの意見」という読者の声が聞こえてきそうだ。これまで夫の稼ぎで豊かな生活を送ってきた家族も同罪という意見もあるだろう。だが、容疑者本人と家族の責任はまったく別物と考えるべきだ。僕が離婚を提案するのは、何度も同じ過ちを繰り返してきた例を見てきたからだ。そのたび、家族が塗炭の苦しみを味わってきたケースも見てきた。SNSの発達した世の中ではなおさらだ。

 さらに僕としては、ピエール瀧容疑者が本気で更生を誓うなら、より厳しいところに身を置き、自ら乗り越えて欲しいという思いがある。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃