著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

ピエール瀧容疑者は腹をくくって離婚を切り出すべきだ

公開日: 更新日:

 コカイン使用で逮捕されたピエール瀧容疑者(51)。彼がメンバーである電気グルーヴのCDは回収され、音楽配信も停止、映画、NHK大河ドラマも交代、代役といった騒ぎになって、その影響は計り知れない。

 20代のころからコカインや大麻を使用していたと供述しているという。彼は世田谷区内の豪邸のほか、マンションを借りていて、そこで薬物を使用していた。しばらく勾留生活が続き、起訴されるという流れだ。

 この段階で僕は、あえてピエール瀧容疑者と、その弁護を担当するであろう弁護士に伝えたいことがある。今、この時だからこそ、「早急に離婚させた方がいい」と思っているのだ。

 ピエール瀧容疑者には妻と未成年の子供がいる。今回の逮捕には大きな衝撃を受けているだろう。受け止めることもできないくらいの状況が想像できる。何をどうしたらいいのか分からない混乱の中にあるだろうとも察しがつく。

 ここは、ピエール瀧容疑者の方から腹をくくって離婚を切り出すべきだと言いたい。彼が初犯であることを考えると、執行猶予判決が下る可能性が高い。すぐに家族の元に戻ることになる。薬物中毒を乗り越えるためには、家庭の理解と支えが必要だといわれるが、それは容疑者側から見た話で、ショックに打ちのめされているだろう妻子に、苦労の上塗りを強いることは酷だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝