伝説の麻薬Gメンが指摘 ピエール瀧コカイン常習の“証拠”

公開日: 更新日:

 ピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)が麻薬取締法違反(コカイン使用)で逮捕された事件。大河ドラマいだてん」をはじめ、瀧容疑者が出演するドラマ、映画、ラジオ、CMの関係者は対応に追われ、芸能界は激震に見舞われている。

 瀧容疑者を逮捕したのは「麻取(マトリ)」と呼ばれる厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部。同部の元捜査第1課長で、80年1月、日本公演のため来日したポール・マッカートニーを大麻取締法違反(所持)で現行犯逮捕した“伝説の麻薬Gメン”小林潔氏(76)は、今回の逮捕の背景についてこう話す。

「相当、確度の高い情報を得て内偵を続けていたことは間違いない。マトリにはガセネタも大量に入ってきますからね。逮捕当日の12日は、午後6時にガサ入れしたが、吸引に使用したとみられる韓国紙幣は押収したがブツは出なかった。任意同行を求めた上、8時すぎに尿検査で陽性反応が出て、11時すぎに緊急逮捕。コカインは代謝時間が非常に短いので、簡易キットだと使用後1日経過してしまうと、まず陽性が出ない。5~6時間が限界です。ですから局に鑑定官を待機させておいて、瀧容疑者の自宅で尿を採取した可能性があります。相手は有名人ですから『陰性だったからお帰りください』では済まされませんからね」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」