晩年も「報ステ」で披露 ケーシー高峰さんの“下ネタ伝説”

公開日: 更新日:

「人間、元気が一番だぞ。では病気の予防ってのはあるか」

 8日に亡くなったケーシー高峰さんは寄席などでよく健康ネタを切りだし、こう言った。

「ないんです。予防に勝る治療なしというけど。だから病気にならないための予防としては、死ぬことなんです」

 そして、下ネタがはじまる。食生活などから酸性に偏りがちな女性の体調に黒酢がいいとホワイトボードで講義し、「一滴でも垂らせば」とこう締める。

「いいマンズワインになりますから」

 時事ネタもよく切った。北朝鮮問題が取り沙汰されると、こうだ。

「どういうおっぱいがいいかは、乳房の大きさではなく、乳首で決まる。ピョンと出て、触るとイヤンと感度がいい。これをピョンヤンと言う」

 椎間板ヘルニアを患い、腰部脊柱管狭窄症で手術。05年には早期の舌がんが見つかり、また手術を受けた。それでも舞台にあがれば「グラッチェ、アミーゴ!」といつもの調子で観客を笑わせた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言