本橋信宏
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本橋信宏作家

1956年、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。バブル焼け跡派と自称。執筆はノンフィクション・小説・エッセー・評論まで幅広い。“東京の異界シリーズ”第5弾「高田馬場アンダーグラウンド」(駒草出版)発売中。「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)が、山田孝之主演でNetflixから世界190カ国同時配信決定。

トラブル時は「そのシマを仕切るヤクザに話をつけていた」

公開日: 更新日:

「道路1本はさんだらシマ(縄張り)が違うわけじゃないですか。僕が気をつけたのは、店に文句言いに行くときは、先にそのシマの親分連中にちょっと話つけて、それから行きました」

 昔、店にはそれぞれ「ケツモチ」というトラブル処理用のヤクザがついていた。ヤクザはシマの中にある飲食店からみかじめ料として毎月決められたカネを得ていた。店に飾る絵画のリース代、花代、おしぼり代といったサービス業をヤクザが仕切り、店がカネを支払う仕組みだった。

 水商売をやっていると、ホステスの引き抜きやら他店の店員とのトラブル、いやがらせに来るヤクザといったトラブルがしばしば発生する。そのときに出て来るのがケツモチのヤクザだった。

「店とトラブルになって文句言うときでも、先に仕切っている関係者にまず話をつけとかないと。先に連絡するっていうのは、これこれの用件で行くけど、なにもケンカしようと思ってるわけじゃないですからって、事情を説明してから店に乗り込むわけですよ」

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