沢尻エリカから“芋づる式”…芸能界薬物ルート摘発はあるか

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 そうした危険な遊び目当ての者には業界関係者も多く、大物女優、元アイドル、人気モデル、インフルエンサー、有名スポーツ選手の子息らが出入りしているのだとか。

「今月は沢尻容疑者の前に『KAZMAX』ことトレーダーの自称会社経営者がこのクラブ前で呼び止められ、やはりMDMAで逮捕されている。オーガナイザー(主催者)が従業員を怒鳴りつけたりしているので、沢尻容疑者といいKAZMAXといい、逆恨みした従業員が警察の情報源になっている可能性もあるのでは」(前出の音楽ディレクター)

 専門家によると、MDMAは1989年に麻薬取締法で規制されたものの、2000年ごろから歌舞伎町や六本木周辺で出回りはじめ、1カプセルもしくは1錠7000~8000円程度で売買されるようになったという。それが脱法ドラッグを求める若者たちを中心に口コミで広がり、別名パーティードラッグの高揚感によって、クラブやレイブ(野外音楽パーティー)をより楽しむためというような口実で使いはじめ、中毒になっていくという。中毒になると深刻な副作用に見舞われ、精神錯乱、内臓機能の障害、不安に不眠、場合によってはショック症状で死ぬこともあるそうだ。09年には元俳優がホステスの女性とMDMAを使い、急変した女性を放置して死に至らしめてしまった例もあった。

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