沢尻エリカ逮捕に“育ての親”井筒監督が「独房で猛省しろ」

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 合成麻薬MDMA所持で16日に逮捕された沢尻エリカ容疑者(33)。彼女の出世作となった映画「パッチギ!」(05年)の監督で“育ての親”ともいえる、井筒和幸監督は日刊ゲンダイの取材に「青天のへきれき。ビックリして気抜かしたわ」と言い、こう続けた。

「エリカまでガキの薬に手出して、誰か止めるやつはいなかったのか。結局SNSだか何だか知らないが適当に付き合ってる人しかいなかったんだろう。今さらながら、ちゃんと止める先輩がいればこんなことにもならなかったんじゃないか」

 ヒロインに起用した18歳当時から、ずばぬけた存在だったという。

「300人以上いた応募者の中で目の輝き、さわやかさ、特にキリッとした表情はダントツの存在。表情だけで“決めた”と言ったくらいだった。それでいて演技をやらせれば秀逸。即興演技がうまく、情感を表情に出せる。あれは努力でできない、天性のものです」

 4年前には井筒監督の誕生日パーティーに男性同伴で来たという。

「飲み会にも顔を出してくれて『ボーイフレンドです』言うて、彼を紹介してくれた。エリカはそういう挨拶のできる真面目な子やった」

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