大河「麒麟がくる」撮影現場は沢尻エリカ逮捕で大パニック

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 沢尻エリカ(33)のMDMA所持容疑逮捕で、芸能界は激震に見舞われているが、特にNHKへの影響は特大だ。

 沢尻容疑者は来年1月スタートの大河ドラマ「麒麟がくる」に後に織田信長の正妻となる濃姫として準主役で出演。同ドラマは6月からクランクインしていた。NHK広報部は「事実関係を確認しており、今後の対応は検討中」とコメントを出したが降板は不可避。現場は大パニックとなっているという。NHK関係者はこう話す。

「すでに撮影は十数話まで進んでおり、編集も進んでいました。沢尻容疑者は第1話から出演シーンがあり、尺も長いため、台本やカット割りを書き換え、他の俳優とのカラミをできるだけ減らしたうえで、一刻も早く代役の女優で撮り直しを行わなくてはなりません」

■代役は格下かベテランに

 現在、放送中の「いだてん」もこの手の騒動に二度も見舞われている。主人公に足袋を作る「播磨屋」の主人役で出演中だったピエール瀧(52)が3月に麻薬取締法違反で逮捕され降板。急きょ、代役の三宅弘城(51)を立て、過去の出演シーンに遡っての再撮を余儀なくされた。さらに10月には、1964年の東京五輪で女子バレーボールを金メダルの栄冠に導いた大松博文監督役を演じたチュートリアル・徳井義実(44)に多額の申告漏れが発覚。このときは、徳井の出演回の直前だったため、徳井の出演シーンを再編集して放送したが、出演シーンをすべてカットするには至らなかった。民放ドラマ関係者はこう話す。

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