沢尻エリカ逮捕も偶然?政権不祥事と芸能人逮捕の相関関係

公開日: 更新日:

 沢尻エリカ容疑者(33)が16日、合成麻薬MDMAの所持で逮捕され、世間は大騒ぎだ。この事件について興味深い発言をしたのがタレントのラサール石井(64)。ツイッターに<まただよ。政府が問題を起こし、マスコミがネタにし始めると芸能人が逮捕される。次期逮捕予定者リストがあって、誰かがゴーサイン出してるでしょ>と書き込んだのだ。石井は明言していないが、安倍首相の「桜を見る会」問題を指しているのだろう。確かに調べてみると、政権の不祥事などが炎上中に有名人が摘発される事件は過去に複数起きている。

 そのひとつが、2016年2月2日の清原和博(52)の逮捕だ。前月の1月21日発売の「週刊文春」でアベ友・甘利明経済再生相(当時)の口利きワイロ疑惑が報じられた。大臣室での現ナマのやりとりなど総額1200万円を受け取っていたとされる。甘利氏は同1月28日に大臣を辞任したが、国会での追及は続いた。ところが清原が逮捕され、テレビなどの報道は清原に集中。甘利氏は「睡眠障害」を理由に国会を長期欠席した。ジャーナリストの田中良紹氏はメルマガに<(警察が)2年以上内偵を続けていた元プロ野球界のヒーローを甘利大臣辞任表明の4日後に逮捕したのは最強の目くらましと考えられたからではないか>と書いたが、甘利氏はまんまと逃げおおせ、今では自民党税制調査会長だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々