槇原敬之被告の初公判「薬自体がイヤになってやめました」

公開日: 更新日:

 覚醒剤取締法違反(所持)などの罪で起訴されたシンガー・ソングライターの槇原敬之(本名・範之)被告(51)の初公判が21日、東京地裁で開かれ、検察側は懲役2年を求刑した。

 槇原被告は、スーツ姿で入廷。検察側は99年に同法違反で有罪判決(懲役1年6月、執行猶予3年)を受けた後も覚醒剤や危険ドラッグを使用していたと主張。

 弁護人質問で槇原被告は「薬自体がイヤになってやめました」と言い、「つらいことや大変なことがあっても、今は周りに素直に相談できるし、パートナーともいろいろなことを分け合ってやっていけるから大丈夫。薬を使わなくても、十分幸せだと感じているからです」と話した。

 警察庁のまとめによれば、薬物による再犯率は、高齢になるほど高くなるのは周知の通りで、50代以上で83.1%。“21年ぶり2度目”の逮捕となったマッキーだが、薬物を乗り越えられるか。判決は8月3日だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん、石原さとみに立ちはだかった女優35歳限界説

  2. 2

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  3. 3

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  4. 4

    沢口靖子はまさに“奇跡のアラ環”!「2025年で『60歳』のお美しい女性有名人」圧倒的1位の原点

  5. 5

    視聴率トップ「モーニングショー」山口真由氏に続き…女性コメンテーター2人も"同時卒業"の背景と今後

  1. 6

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  2. 7

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  3. 8

    杉田かおるが財閥創業者の孫との離婚で語ったこと

  4. 9

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  5. 10

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」