芸能人“薬物イニシャル報道”の是非 なぜ根強く存在する?

公開日: 更新日:

 歌手の槇原敬之容疑者(50)が覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕されてから、“次の逮捕者”をにおわせる記事が後を絶たない。

 2月27日発売の「女性セブン」は「紅白出場女性歌手 『薬物疑惑』浮上で徹底マークされている」と報じた。“衝撃スクープ”と書かれた記事を読むと、疑いが持たれているのは歌手のA。〈女性を中心に幅広い支持を集めている。切々とした歌い方でヒット曲も多く、代表曲はカラオケランキングで上位に入っている〉そうだ。

 他にも大御所バラエティータレントのB、大物男性歌手のC、オネエタレントのDも警視庁組織犯罪対策5課に疑いをかけられているらしい。一方、マトリ(厚労省地方厚生局麻薬取締部)は人気ハーフタレントをマークしているという。最近、別のネットニュースは「好感度の高いお笑いタレントX」の名前を挙げた。

■「ストレスがたまるの声」も…

 ただ、こうしたイニシャル報道がネットに流れると、必ずと言っていいほど「誰だか分からなくてイライラする」「実名を出さないなら報道しなければいいのに」などと投稿サイトに書き込みされる。よほどの事情通でなければピンとこないよう書かれているためだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"