“大麻逮捕”伊勢谷友介と沢尻エリカの共通点 京都の店常連

公開日: 更新日:

 俳優・伊勢谷友介容疑者(44)の大麻取締法違反事件は「いつから」と「どこまで」が焦点になってきた。

 8日に現行犯逮捕された東京・目黒区碑文谷の自宅マンションからは乾燥大麻計20・3グラムのほか、吸引のためとみられるたばこの巻き紙約500枚が押収されており、警視庁は常習性があるとみて調べを進めている。

「末端価格で約12万円、使用量は40回分とされ、個人での使用のほかパーティーなどで使っていたようです。警視庁はよほど確度がないとガサ入れ(家宅捜索)しない。大麻は所持の現行犯でないと逮捕できないし、一度取り逃がすと警戒され、逮捕できなくなる恐れがあるからです。今回は伊勢谷容疑者の交友関係などから慎重に調べ、内偵は3年以上に及んでいたのではないかとみられています」(捜査事情通)

 そんな伊勢谷容疑者の名前がはじめてメディアに取り上げられたのは1999年のこと。人気絶頂だった広末涼子をバイクのタンデムシートに乗せてのデートが「フライデー」にキャッチされたのだ。

「それから2年後、広末は映画の製作発表会見で突然号泣したり、リハーサル中に共演者を放ったらかしにして携帯で長電話したりと非常識な奇行を繰り返した。新作CMの公開取材をドタキャンしたり、西麻布のクラブで朝まで遊んで、そのまま千葉へタクシーで行き、無賃乗車したとも報じられた。このとき別の俳優との熱愛が取り沙汰され、伊勢谷容疑者とは別れていたようですが、こうした一連の奇行の裏に伊勢谷容疑者の影響があったとすれば、どうでしょうか」と、テレビ制作会社スタッフは言う。

 いまとなっては真相は不明だが、伊勢谷容疑者と薬物の関わりがこの頃からだとすると20年以上もの長きにわたる。その伊勢谷容疑者も奇行が業界では知られた話だった。

「楽屋にやたらテンション高く入ってきて、裏方の女性にハグしたり頭を叩き続けたり。冗舌に話しながら心ここにあらずといった感じで、とにかく自意識過剰の自己陶酔型。あまりにもそれが目立つので、クスリでもやっているんじゃないかと陰で噂になっていました」と前出のテレビマンは続けた。

■DV疑惑も浮上

 そんな伊勢谷容疑者はモテ男として知られ、長澤まさみらと浮名を流してきた。最近では森英恵の孫でモデルの森星と同棲し結婚するのではないかと注目されていた。しかし、こうした華やかな女関係にも、薬物疑惑がつきまとう。文春オンラインは伊勢谷容疑者が約10年前、交際していた都内在住のモデルA子さんに対して殴る蹴るのDVを繰り返し、さらにA子さんの知人の話としてこんな証言を報じている。

「伊勢谷容疑者のネットワークには、大麻常習者のヘアメークアーティストやスタイリストがいて、彼らの多くはそうしたドラッグに抵抗がなかった。伊勢谷容疑者は彼女に対し、一緒に大麻を吸引するよう洗脳していったのです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」