20年前から大麻使用? 伊勢谷「逮捕」の契機はタレコミか

公開日: 更新日:

「相当な期間をかけて内偵し、絶対失敗しない決定的な証拠を掴んだところで逮捕に踏み切ったということだと思います」と言うのは、ニュースサイト「TABLO」編集長で裏社会に詳しい久田将義氏。

「今回の逮捕は、昨年11月に逮捕された沢尻エリカと同じ組対5課だったことから、沢尻が唄った(伊勢谷容疑者のことを供述した)可能性を報じたメディアもありましたが、それに限らないと思います。よく組対5課とマトリ(厚労省の麻薬取締部)は対立しているといわれますが、捜査上は協力していて、情報交換していますから。他のルートから確度の高い新たな情報が入ったことも考えられます」

■プッシャー同士のシマ争いも

 久田氏は続ける。

「清原(和博)の時もそうでしたが、捜査開始の契機として、プッシャー(売人)からのタレコミも多いです。『最近、他のルートで買うようになった』などでトラブルになり、マスコミを介して情報を流してくるんです。背後に暴力団がいる売人同士のシマ争いが関係するケースもあります」

 ともあれ長年の噂はついに決定的な証拠をあげられ、逮捕につながった。社会貢献活動にも熱心だった人気俳優は一夜にして大転落。その影響は多方面に広がっている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗