なぜ1万個ものコンドームが3日で消化されるのか? これぞ「週刊新潮」という五輪記事
2000年以降、雑誌も出版界全体の売り上げも右肩下がりになっている。薄い新潮をパラパラめくりながら、週刊誌の栄枯盛衰を懐かしく思い出していた。
その新潮から「これぞ新潮」という記事を紹介しよう。ミラノ・コルティナ2026冬季五輪ではコンドームを1万個配布したが、大会3日目になくなってしまったと報じている。五輪参加選手は2900人なのになぜ? こうした疑問は新聞、テレビからは出てこない。新潮によれば、コンドームの配布は1988年のソウル五輪から始まったという。当時は8500個だったが、92年のバルセロナ五輪では9万個に増産。その後、10万個前後で推移したが、2016年のリオ五輪では何と45万個も配られたそうだ。Viva!
21年の東京五輪では、オカモトなど国産4社が、自慢の高級品を合計16万個製造したそうだが、コロナ禍だったので「お土産」として配られたという。
今回のミラノ・コルティナ五輪でも、「包装に五輪のマークが印刷されているので、自分や友人用のお土産として大量に持ち去られるようです」(スポーツ紙デスク)。
ノルウェーのクレボ選手の部屋には、11個の金メダルの横に記念のコンドームも置いてあるのだろうか? (文中敬称略)
(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)



















