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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

関西大商学部卒の桃園怜奈は「令和の高学歴ものAV人気」を牽引 奈良県で最も歴史の古い県立郡山高校卒

公開日: 更新日:

桃園怜奈(AV女優)

 アダルトビデオ(AV)の世界では「高学歴もの」と呼ばれるジャンルがある。女優の学歴をウリにしている作品だ。

 最初にブームを巻き起こしたのは1986年に「SMぽいの好き」(村西とおる監督)でデビューした黒木香である。出演時は現役の横浜国大生。イタリア美術を専攻し、留学資金のためにAV業界に足を踏み入れた。中学・高校も私立女子校“御三家”の女子学院(他の2校は桜蔭と雙葉)の出身という才媛だった。

 2000本売れればヒットといわれる当時の業界にあって1本1万6280円の「SMぽいの好き」は2.2万本を売り上げた。AVの世界に詳しいベテランの週刊誌記者は次のように話す。

「知性あふれる黒木の“ございます”口調と卑猥さのギャップが受け、テレビのバラエティーでも引っ張りダコに。高学歴路線がひとつのジャンルとして確立したんです。40年たった今もそれは生きている。ただ、女優の側が学歴を積極的に明かすケースは少ない」

 10年半前に有名AVメーカーの専属女優としてデビューした桃園怜奈(29)も現役の大学生だった。メーカーと3本限定という約束で契約したのは“関関同立”の一角、関西大商学部1年の時である。1人暮らしの費用を捻出するためだった。身バレを恐れ大学名は伏せていたが、1作目から爆発的な人気になり、関大の男子学生の間で「うちの女子らしい」とすぐに知れ渡った。

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